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2022/04/16

カバー工法のおすすめ

こんにちは、トラットです。

 

先日屋根工事の記事を書きましたが、今回はその中で屋根のカバー工法についてお話したいと思います。

前回新築なら個人的には瓦屋根がおすすめと言いましたが、ではリフォームの場合どうなのかというと現状がコロニアルやアスファルトシングルの屋根であればガルバリウム鋼板へのカバー工法をおすすめします。

 

カバー工法は名前の通り現在ある屋根の上から新しい屋根材をつける工法なのですが、メリットとデメリットをご紹介いたします。

 

メリット

・葺き替えに比べて費用が抑えられる

葺き替えの場合は既存の屋根の解体費用や処分費用が余分にかかるためそれに比べてカバー工法は費用が抑えられます。

特にコロニアル屋根の場合屋根材に石綿(アスベスト)が入っている場合があり処分費用が高額になります。

 

・工期が短い

葺き替えに比べて解体の工程がなくなるので工期が短くなります。

7日~10日ほどで足場の解体まで終わるので早く工事を完了させたい方にもおすすめです。

 

・劣化しにくく長持ちする

ガルバリウム鋼板の屋根は20年~30年持つといわれています。

屋根の塗装ですと10年でまたメンテナンスをしないといけなくなる場合が多いのでそれに比べても倍以上持ちます。

塗装に比べると費用はかなりますが長い目で見るとメンテナンスコスト削減に繋がります。

 

・断熱効果がアップ

最近のガルバリウム鋼板の屋根には断熱材が入っているため室内の断熱効果が期待できます。

また、雨音を抑える防音効果や防水効果もあります。

 

・下地の結露防止

屋根裏の温度や湿度も下がる効果があるため下地の野地板などの結露防止になります。

結果的に下地も長持ちすることになります。

 

 

 

デメリット

・屋根が重くなる

当然なのですがあたしく屋根をつけるのでその分重くなります。

ただ、耐震性などへの影響はそこまでないと言われています。

 

・解体時に屋根解体費用が増える

こちらも屋根材が2つあるのでその分解体処分費用が倍かかる可能性があります。

 

・元の屋根や下地の状態が新しくなるわけではない

特に下地がすでにかなり痛んでいる場合はカバー工法はあまり向かないかもしれないです。

せっかく屋根が新しくなっても下地がすぐダメになってはまた屋根を剥がして直さなくてはいけなくなる可能性があるからです

 

・天窓や煙突などがある家には向かない

屋根が二重にかさなるので天窓や煙突のような突起物の部分にゴミなどが溜まりやすく雨漏りの原因になる可能性があります。

 

 

このように状況によってはカバー工法が向かない、できない家もありますがメリットも感じていただけたかと思います。

 

もちろんトラットではお客様の屋根の状態にあったご提案するために建物の調査をしっかりさせていただきます。

 

建物も人間と一緒で診断が必要です。

そろそろ屋根の診断をしませんか?

 

 

☆建物の無料診断のご依頼も承っております!

 

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